大森ファームは「美味しまね認証」を取得しています。「美味しまね認証」とは「安全でおいしい」を兼ね備えた産品を生産する生産者・生産方法を島根県知事が認証する制度です。安心で安全ないちごをお楽しみください。
プランターを高くし、陽の強さに応じて水・肥料を調節しているので、甘いいちごに育ちます。また、地面から離すことで、いちごに余分な地熱が伝わらず、鮮度が長持ちです。
いちごはとても甘く栄養価が高いため様々な病害虫に狙われます。ビニールハウスに密植することもあり、一度病害虫の被害が出ると、一気に広がり抑えることがとてもむずかしい状況になります。ですから、従来からの栽培では、化学合成農薬を使用し徹底的に病害虫を駆除することが求められます。
しかし、化学農薬である種類の病害虫だけをやっつけてしまうとバランスが崩れ、今度は他の病害虫が繁栄してしまうこともあります。また、その農薬が効かないDNAを持った個体が少数生き残り、化学農薬により天敵生物も少ない状態になっているため、ますます繁栄してしまう場合もあります。
このような背景から、近年では化学農薬だけに頼らない方法で、より自然に寄り添った栽培管理方法が進められています。これを、総合防除 (IPM=Integrated Pest Management)といいます。
有害生物の住みにくく生れにくい環境に改善する。
「結露した水が貯まる場所を作らない」
「扇風機でハウス内の空気を循環させる」
など、病害虫が増殖しにくい環境にして被害を防ぎます。
病害虫を捕食する生物をハウス内へ入れます。
「アブラムシが大好きなてんとう虫を放す」
「納豆菌のような無害な菌を散布することで悪い菌を増殖させない」
など、食物連鎖を利用して被害を防ぎます。
機械や器具で追い払ったり、駆除する。
「虫が混乱する赤色のネットを使いハウス内侵入を防ぐ」
「デンプンを溶かした液を薄めて散布し、昆虫を窒息させる」
などの方法で被害を防ぎます。後の手段と位置づけています。
化学農薬を使って被害を防ぎます。
生態系を一気に崩すため、できるだけ使用を避けますが他の方法では対処できない事態に陥ってしまった場合は、使用します。
大森ファームのいちごはみんな美味しいのですが、特に美味しいのは「ヘタが反り返っている」もの!
完熟のサインを見つけてくださいね。